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「なんでもできる」ではピンとこない



自社が行う事業に関して技術的に自信があれば「なんでもできます」と言いたくなるものです。
言っている本人は「なんでもできる自社はすごい」というアピールだと思いますし実際にすごいのですが、それではお客様はピンときません。

具体的に何ができるのか

具体的に何ができるのかということを言ってしまうと、お客様の中の自社のイメージがそれに限定されてしまうのが怖いと思うのですが、それで良いのです。

例として弊所であるならば、弊所はグラフィックデザイン全般が行えます。ロゴ・名刺・封筒・チラシ・ポスター・サイン・ホームページ制作などなど。デザインは目的に応じた広報の計画に基づいて作成されるのでそう言った方面のコンサルもできます。

しかし、「グラフィックデザインなんでも出来ます」と言ってもお客様は来ません。

お客様の目に止まるのは「グラフィックデザインができる人」ではなく「企業ロゴがデザインできる人」「ショップのオープンチラシが作れる人」といった、より具体的なアピールをしている人です。
あなたがホームページを検索する時、具体的なキーワードを入力するでしょう?ふわっとした大きな括りで検索したとしても大量の検索結果の中から見つけるのは難しく、キーワードを足して絞り込んでいくはずです。それと全く同じことです。

サービスごとに集客する

ここ数年のコロナ禍で、ウーバーイーツに代表される飲食の宅配業が一般的になりました。
そんな中飲食を提供する側には、その場で飲食を提供する店舗を持たずに宅配一本で営業を行なっているところもあります。その時、提供するものに応じて店舗名を変えそれぞれの専門店であることをアピールするのです。「海鮮丼専門店〇〇屋」「トンカツ専門店△△亭」「インドカレー専門店■■■」などなど、ぜーんぶ同じ場所の同じ店。受け取りに来る宅配業者にはバレますが、注文する人にはわかりません。

いい気分はしないかもしれませんが、上手いやり方ですし他の分野では当たり前に行われている手法です。
例えば「何でも屋・便利屋」のサービスをしていたとして、その方が「エアコン取り付け業者」や「ハチ駆除業者」としてそれぞれ単独のLPを持ち集客するといったことは、別におかしなことではないですし実際に効果があります。

サービスごとに分けて集客するのは確かにコストがかかりますがそれは一時的なものであり、最終的には大きく逆転することになるでしょう。

2023-02-03

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