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わかまつおしごとパーク

2022年10月23日に行われた「秋の若松みなと祭り」おいてメインで行われた「わかまつおしごとパーク」の企画・運営のお手伝いをさせていただきました。

企画きっかけ

デザインの仕事をする中で、お客様が採用に関して悩んでおり相談されることは少なくありません。
地元企業はより顕著で、従業員の確保や知名度の低さなどに苦労している企業が多くあります。

またSDGsが叫ばれる昨今、社会貢献・地元貢献の方法を模索しています。
これも社会貢献を通じて自社をPRし、知名度・イメージアップを図りたい。
その上で売上や採用に繋がればという思惑もあるでしょう。

ところで私には2人の子供がいますが、家にいる時間はゲームかYoutube、またはネットフリックスやアマゾンプライムで自分の見たいものだけを見るといった状態であり、今時のどの家庭とも大きく違いはないと思います。
勉強云々はさておき、この状態の何に問題を感じるかというと「自分の欲しい情報しか入ってこない」という部分です。
興味のあることは集中して情報を得ることができますが、そうではないものの情報は極めて入りにくい状態になってしまうと思っています。

「好きなことだけをする」というのは一見良いものに思えますが、視野が狭くなり、大袈裟ではなく子供の将来の夢を狭めているのではないかと私は思います。
そんな現代の子供たちが楽しく様々な職業を知るきっかけづくりを地元企業の方々にご協力いただき、実現したのが「わかまつおしごとパーク」です。

  1. 子供たちは遊びを通して色々な職業体験を
  2. 保護者には楽しむ子供の姿を
  3. 地元企業は地元貢献と知名度アップを

他の職業体験イベントとの違い

この手の企画は今時珍しいものではありませんが、その多くは子供に職業体験もさることながら、納税など社会の仕組みを学習することに重きを置いています。
また、真剣さや責任感の育成からか職業体験の場には保護者が同伴できず、遠くからその姿を見守っていただくルールを課していることも少なくありません。

対して「わかまつおしごとパーク」では、子供たちに「楽しく色々な職業を知ってもらう」ということを最優先に掲げて企画しているため、対体験者には大まかに下記のように設計しました。

職業体験に協力いただく企業には、イベントの趣旨を損なわない程度に宣伝していただくことはOKとし、知名度アップや採用に役立てていただくこととしました。

制作物

今回のイベントは若戸大橋の「国重要文化財指定」を記念したイベントに合わせて行われたイベントでしたが、ウォーキングイベントの順路から外れた場所の会場であることもあり、地元の小学生をターゲットの中心に据えチラシを制作しました。

チラシには職業の体験場所がわかる会場の案内図、各職業に関する簡単な情報などをまとめ、当日持ち歩けるようA3サイズを十字折りの加工を行いました。

当日の模様

イベント当日は、スタンプカードの配布する「おしごと案内所」で会場の様子を見守っていたのですが、イベント開始時刻前からスタンプカードを求めにお客様が大勢並ばれていたため時間を前倒しして開始することになりました。
それからも夕方17時の終了時刻まで会場の人出が大きく減少することもなく、盛況のうちにイベントを終えることができました。
当初想定していた規模を大きく上回ってしまい、特にお給料券で買い物をする駄菓子屋さんに大行列ができてしまうなど、反省点はたくさんありましたが、全体で見ると大成功だったのでは無いかと手応えを感じるイベントでした。

2022-11-12

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