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ノリと勢いが良いものを生み出す



ホームページを制作する際に、デザインやコンテンツをご提案するわけですが、その良し悪しや内容を大勢の社員の意見を聞いて決めるということがあります。
これは一見、より磨かれて良いものが出来上がるように思えますが、実際にはつまらないものが出来上がるパターンに陥ることがほとんどです。

まず当たり前のことですが、人ぞれぞれ好みや意見が分かれていることがほとんどで、どこかでかならず意見のズレが出てしまいます。
あっちが良い、こっちが良い。それぞれの意見を汲んでいけば折衷案のようなものが出来上がります。中途半端な。
長い時間をかけ段々と角が取れ丸くなって行き、どこにでもあるような普通のホームページが出来上がります。

また、社員に意見を聞いた際ほとんどの場合「無難」を選びがち。
自分の中にある「企業っぽい」ものと比べた意見を述べ、無意識に企業サイトの平均的な方向に寄っていこうとしてしまいます。

これは当たり前のことで、その時の制作に対するゴールに向けたデザインやマーケティングの知識などあるわけでもなく、突飛な意見を出して変な目で見られるのも嫌。
自分の意見で失敗して会社に迷惑をかけるわけにもいかない。
であれば、既に運用されている他社のよくあるサイトを判断基準に持ち出して意見するしかない、となるのは道理です。

それが悪いとは言いません。無難が最良であることもあるでしょう。
平均的な形は安心感があり、信頼を得やすいとも言えます。

しかしあなたが、競合とは違う尖ったものを作りたいのであれば、自分の判断、心配であれば自分の思いを理解してくれている、もう1〜2人の意見で進めることをお勧めします。
そして長い時間をかけず、冗談を言いながらノリと勢いで出た意見こそが、実は世間に刺さるアイデアである可能性が高いのです。

尖ったものは他を傷つけることもあります。
ですので致命的な何かを抱えている場合はもちろん却下ですが、そうで無い場合、多少の心配事があったとしても得られる利益が魅力的であればその方向に進むべきです。

昔の日本とは違い、現代は「面白い」が利益につながる時代なのです。

2023-01-30

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